地下道場に設けられた戒壇めぐりは、まっくらな闇の中を行道するもので、この中には中央にうす明かりの中に弘法大師さまが拝め、その真下には輪宝が設けられており、転ずる事ができます。即ち、弘法大師の即身成佛同行二人の御誓願に則り、弘法大師さまを直々に拝見しその功徳を頂き、自身に佛を顕現するところ であります。口に南無大師遍照金剛と唱え、心に佛の心を念じ、この身はお大師さまに抱かれるが如くして、御佛の境界に這るのであります。あたりまえの有難さ尊さを即時に自覚できる最も人気のあるスポットです。

大本堂裏に広がる境内に四国八十八ケ所お砂踏み霊場が設けられ、その中心に奥の院堂があり、信徒一般の納骨堂として香煙の絶えることがない。宗旨宗派を問わず、永代供養納骨を常時受付け致しております。多数の人々から安心を頂いております。お問い合わせください。

身の丈、十五尺の子供を抱いた石像のお大師さまで、安産祈願、子供の無事成長祈願を願う人多く、戦後は子授け祈願の信仰も増え、春秋の大祭には、「子福もち」のお接待がございます。

古来真言宗の寺院に付随して奉納される五穀豊穣、商売繁昌、技芸向上の仏様です。

当山の水子堂では、沢山の水子精霊の位牌付お地蔵さんをお預かりしています。この世に生まれることなく、そのまま、仏様の国へ旅立っていった水子の精霊は、たたりやうらみ、障り等ということとは本来無関係なものです。それ故、むしろ、水子精霊は、恐れるものではなく、先祖霊と同じもので、供養により守護霊となるものなのです。どうぞ安心してお詣り下さい。毎年8月末に水子供養祭をし、随時水子供養の受付を致しております。

藤原期の銘品で、江戸時代までは尾張名古屋城内、天王坊の本尊として尾張城主の祈願佛であった霊顕あらたかな、お薬師さまです。無病息災、諸病平癒に霊顕ありと、分身の千軆薬師を奉納し、信仰されています。薬師瑠璃光如来の前には、大随求菩薩が祀られており、七月七度詣り（ポックリ祈祷、並びに、しもの世話にならない為の祈祷）が勤修されており、随時ご祈祷を受付けております。

波切不動尊を本尊としてお祀りしており、東海３６不動霊場の１８番札所として沢山の信者さんの信仰をあつめています。毎年、寒の入りから節分までの２８日間集中して、厄除け、開運、心願成就の星祭り祈祷護摩祈祷が奉修されています。また、随時、護摩祈祷も受付けております。